日本の肥満の基準は、身長の2乗で体重を割った体格指数（BMI）が25以上。さらに、35以上ならば高度肥満とされます。近年、日本の肥満率は増加の一途を辿っており、特に50代、60代の男性の間でその増加が顕著です。しかし、すべての肥満が医学的に問題とされるわけではありません。日本肥満学会は「肥満症」という状態を、健康障害の予測や現状をもとに、治療の対象としています。
🥗 食事と運動、肥満症の2大治療 🥗
肥満症の治療の基本は食事療法と運動療法です。食事療法の目的は、体重や内臓脂肪量の減少を通じて、健康障害の改善です。そのための摂取エネルギー量は、肥満症と高度肥満症で異なります。一方、運動療法は肥満予防や体重の維持には役立つものの、体重減少にはそれほど効果的ではないとされています。
💊 新薬「ウゴービ」、新たな希望 💊
食事療法や運動療法だけでは十分な効果を得られない人もいます。そんな中、今年3月に新しい肥満症治療薬「ウゴービ」が認可されました。この薬は、食欲を抑える効果があるほか、腸の動きも少なくします。しかし、正しく使われない場合、副作用のリスクも。専門家からは、薬の正しい使用を強く呼びかける声が上がっています。
みなさん、健康を維持するための努力は大切ですが、自己判断での薬の使用は避けましょう。最新の治療方法や薬が出てくる中、適切なアドバイスを受けることが何より大切です。健康な体を維持し、より良い日々を過ごしましょう！✨🌱
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