扁平疣贅(ウィルス性イボ)に効いた治療、効かなかった方法

 扁平疣贅とそこそこ長いお付き合いになりました。大体、普通の人はこの字読めないんじゃないですかね。「へんぺいゆうぜい」です。ウィルス性のイボですね。
 ウィルス性というくらいなので伝染る病気で、目に見えないような小さな傷口などから入ってイボになるようですが、このウィルスというのはどこにでもいる類のようで、実際にイボができるかできないかは免疫力次第のようです。ちょっと触ってぱっと伝染るものではありません。できない人はできないし、できる人はできる、そういうものらしいです。イボがある人を見ても避けないで下さい(笑)。ウィルスにも色々種類がいて、体質などによって随分パターンがわかれるようです。
 結構このイボができる人は多いのですが、イボというのは意外とさっくり取れてくれません。薬かなんか塗っておいたら湿疹のように治るのかな~と思っていると甘いです。
 このイボの治療の為に、随分と色々な方法を試してきましたが、最近になってあと最後の一つを残してほぼ治療できたかな(その一つと思ったのもどうやら瘢痕のようで、現状完治、また出たら対応という感じ)、という状態まで持っていけたので、簡単にメモしておきます。
 まずはわたしのイボ歴(笑)から。

イボ歴1 徹底的に焼けば一発で取れるが跡が残る

 最初にウィルス性のイボができたのは確か五六年前。右の手甲でした。
 なんだろう?と思っていたのですが、いつまで経っても治らないので行きつけの皮膚科の先生に相談したところ「イボだね」。
 そして定番である液体窒素凍結療法の治療を受けました。
 要は綿棒のようなものにめちゃくちゃ冷たい液体窒素を付けて、それをイボに当てることで火傷にする、ということです。最も一般的に行われいてるイボ治療です。
 手に押し当てて火傷にする訳ですから、根性焼きのようなものです。なかなかの痛さです。
 それをこの時はググーッと思い切り押し付けられて、もう三十秒くらい焼かれていたような気がします。
 ちなみにこの液体窒素での焼き方、先生によって大分やり方が違います。ちょちょっと軽く焼くだけの人、ちょっとを何度も繰り返す人、ググーッと押し付けて長時間焼く人、びっくりするくらいまちまちです。所詮イボということでガイドライン的なものがないのでしょうか。よくわかりません。
 とにかくこの先生はググーッと長時間押しつけ派だったようで、かなりガッツリ焼かれて、一発で治りました。
 それは良かったのですが、焼かれた跡が根性焼き状態でバッチリ残り、二三年は目立つ状態でした。流石に今ではほとんどわからないですが、跡が消えるのに相当な時間がかかります。
 この「跡が残るの嫌」な気持ちが、後にイボ治療を長引かせることになります。

イボ歴2 なるべく跡が残らないようにイボを焼きたい

 次にイボができたのが二三年ほど前。この時は右手根部、他に手首あたりに、合計三つくらいできたと思います。
 別の皮膚科で治療してもらうことになったのですが、前に焼かれた跡がずっと残ったこともあり、かなり腰の引けた弱い焼き方にしてもらっていました。何度も焼けば治るだろう、と。
 それでかなり治ってきてはいたのですが、一箇所は瘢痕だかイボだかよくわからない状態にまでなったので、一旦様子見で中断。
 そのうちに別の医院にかかった時に、「CO2レーザーでも焼けるよ」と言われ、一回CO2で治療。ホクロなんかを取るレーザーですね。
 レーザーが良いのか液体窒素が良いのか、意見が分かれるようですが、数ヶ月一つの治療を続けて効果が出ないようなら方法を変えてみると良いようです。
 とにかく液体窒素数回、CO2一回を受けて、どうもよくわからないまま治療が中断しました。
 この時期にイボコロリなどを自分で試したことがありましたが、結果はNG。ウィルス性イボでイボコロリを使うとかえって増えてしまうことがあるようです。イボコロリはダメ。
 多分、完治していませんでした。

イボ歴3 諦めて液体窒素

 それからまたしばらく経ち、一年半ほど前に、今度は左手首付近にもイボができ、更に右のところも治りきっていなくて小さいのがプツプツと増えているのに気づきました。
 このように、完治していないイボがあると、そこを拠点に少しずつ増えていくことがあります。
 この時は近所の皮膚科に通い、レーザーでの治療を始めました。十日からニ週間に一度のペースで九ヶ月くらい続けたのですが、この先生の焼き方がなんとも腰が引けていて全然治らず。
 もう仕方ないと思い、最初の医院での液体窒素治療に切り替え。これと並行し、後述するように、ヨクイニン、ケラチナミン、ビタミンDとダメ元で色々試した結果、ほぼ完治の状態まで持っていけました。

 では、これまでわたしが試した数々の治療法について、感触をまとめておきます。

液体窒素凍結療法

 第一選択、どこの皮膚科でもやっていると思いますが、スタンダードな治療法だけあって効きます。痛い、跡が残る、という難点を除けば、安いし効果もあります。
 ただし先生によってかなりやり方が違うので、一つの医院でなかなか治らないようなら場所を変えてみる、というのは良いと思います。
 数ヶ月やってある治療法が効かない場合、別に切り替えると良いことがあるようですが、治療法は同じで先生を変えるだけでも意味はあると思います。
 まずこれが第一の治療法で、以下はこれと併用、もしくはどうしても効かない場合の代替と考えてください。

レーザー

 CO2レーザーなどで焼く方法ですが、基本的にやっていることは液体窒素と大して変わらず、費用だけが高くなるので、敢えて選ぶほどのものか?と疑問もあります。
 レーザーの方が早く綺麗に治る、という話も聞きますが、わたしは治りませんでした。

イボコロリ

 イボコロリはウイルス性のイボには使ってはいけません。かえって悪化します。

ケラチナミン

 なぜケラチナミンが??と思われるでしょう。
 ネット上の怪しげな情報ですが、プラセボにケラチナミンを出したところ他の軟膏と比べて有意な差があった、ということのようです。
 わたしの知り合いでケラチナミンを辛抱強く使った結果、半年くらいで大分小さくなったという人もいます。
 所詮ハンドクリームですし色々疑問はありますが、害のあるものでもないですし、ダメ元でやって良いと思います。わたしは使っています。

【第3類医薬品】ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム 150g

ヨクイニン

 内服薬として保険適応になります。一割か二割くらいの人には効果が出るようです。
 わたしもダメ元で飲んでいました。
 正直効果があるのかないのか微妙ですし、これだけでイボが治ることはないでしょうが、液体窒素と併用すれば多少治りが早くなるかもしれません。

ビタミンD

 これまた怪しげなものが出てきましたが、わたし個人の感触としては効果があった気がします。
 これもネット上の情報で、エヴィデンスもなにもないようですが、イボは免疫と深く関わっていて、プラセボでも治ってしまったり、治りにくいイボが急に消えたり、結構不思議なことがあります。そしてビタミンDは免疫に関係がある栄養素です。
 紫外線があれば体内で合成できるものなので普通の人は気にする必要はありませんが、わたしは冬でも日焼け止めを欠かさない美白フリークなので、ビタミンDがやや足りない状態にあった可能性があります。
 これを飲んで液体窒素を続けたところ、頑固なイボを治すことができました。

大塚製薬 ネイチャーメイド スーパービタミンD(1000I.U.) 90粒

イボ地蔵

 また馬鹿馬鹿しいのが来ましたが、先述の通りイボはかなり「気の病」なところがあり、体調や気分による免疫機能の変化を受けやすいようです。実際、医者でも「イボ地蔵に行け」という人がいます。信心を込めて「イボ治れ!」と塩でもお供えしてくれば、本当に効果があるのではないかと思います。

 他に免疫療法などもあるのですが、めちゃくちゃ高くてわたしは試していません。
 素直に保険で液体窒素とヨクイニン、あとはケラチナミンを塗ってビタミンDを飲む、というのが早道だと思います。三四ヶ月通ってダメな時は医者を変えましょう。

追記:ウィルス性イボに効いた治療・続報を書きました。

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