CANON PowerShot SX50 HSレビュー(野鳥撮影用)

 CANON PowerShot SX50 HSを買ったことを書きましたが、その後しばらく使ってみて、現状での感想を書いておきます。
 まず、総合的に見て、「手軽に野鳥撮影を楽しみたい」人には文句なしにオススメできるカメラです。もっぱら野鳥撮影用に使っているので、その他の使用用途だとまた違った評価になるかもしれませんが、

・軽い
・高望遠で強力な手振れ補正機能
・安い
・光学ズームの範囲内なら十分な画質

 とにかくコレだけで圧倒的です。
 同等の望遠性能をデジタル一眼レフで実現しようとしたら、重くてかさばるだけでなく、コスト的に桁が違ってきます。
 もう一つ、野鳥撮影用ということでは、

・被写界深度が深い

 ということもアドバンテージです。
 一般的には、デジタル一眼レフのボケ味が重宝されて、コンデジは被写界深度が深くて今ひとつパシッとした絵が撮れない、ということかと思いますが、野鳥を狙う場合、どうしたって望遠寄りになるわけで、もう十分にボケ味は出ています。その上で、被写界深度が浅すぎると、野鳥の体には焦点が合っていても顔には合っていない、ということが出てきます。野鳥撮影に限って言えば、被写界深度が深い小さめCCDの方が良いこともあります。
 これらの長所があり、総合的に見て高評化であることを前提として、敢えて問題点を探すと、こんなところです。

・操作性、絶対的な画質レベルではデジタル一眼レフに及ばない
・液晶ファインダーが見にくい
・シャッターを切った後にファインダーが黒くなっている時間が長い
・電動ズームしかないため、咄嗟の操作がやや遅れる

 どれもある程度仕方がないことですが、この中で気になるのはシャッターを切った後のファインダーが使えない時間です。
 見えないといっても、0.5秒ないような短い時間ですが、野鳥を撮影する場合、その間に野鳥が消えてしまっていることもあります。また、超高望遠の場合、手振れが非常に厳しく、ファインダーが見えなくなっている間に見当違いの構図をとってしまっていることもあります。
 操作性や絶対的な画質についてはどうしようもないところがありますが、ファインダーの黒くなる時間はもう少し短くできるようにも思います。
 また、液晶ファインダーの画質についても、もう少し改善の余地があるでしょう。

 画質的に、光学ズーム範囲内であれば十分満足できるのですが、デジタルズームを併用すると流石に多少厳しいです。
 そのうち光学80倍、100倍とかいうカメラも出てくる気がするので、その辺になるとデジタルズームを一切使わず野鳥が完璧に捉えられるようになるでしょう。とはいえ、35mm換算1500mmくらいになったら、いかに強力な手振れ補正機能があっても、手持ちでマトモに撮影できる状態ではなくなりますが・・。息をしても構図が乱れる状態です。
 ちなみに、こちらの写真はすべてCANON PowerShot SX50 HSで撮影しています。下手くその写真なので、作例としてはお粗末極まりないですが、多少参考にはなるかもしれません。

B009D8DHOG Canon デジタルカメラ PowerShot SX50HS 約1210万画素 光学50倍ズーム PSSX50HS
キヤノン 2012-09-27


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